かつて繁栄を築いたフィリピンパブ時代、６ヶ月働いたらフィリピンでマイホームを購入できた時代です。フィリピン国内でも「ジャパユキ」は、有名な言葉でした。ただヒラリー・クリントンの売春国・日本発言までは。

国際的に面子を保ちたい日本政府は、技能実習制度を創設、国際貢献と称し最低賃金で外国人雇用を促進してきました。その制度も今年終わろうとしています。2019年から始まった特定技能制度は、日本語要件と技術要件をクリアしたものが面接へとたどり着けます。給料の面では、日本人と同等もしくはそれ以上という規定を作り改善されたかのように見た目みえますが、実際は、どうでしょうか？

答えは、ノーです。20年前と比べて為替レートは、4割ダウンしています。つまり円安です。日本の価値が４割下がる中、果たして日本を選び日本語を勉強し、日本で働きたいと思う外国人は、いるでしょうか？出稼ぎの給料が4割減っても出稼ぎにいきますか？

フィリピンにとって主要出稼ぎへ行く国は、カナダ、アメリカ、オーストラリアに現在なっております。